行動療法

障害者歯科医療では治療を受けるに際したトレーニング、ブラッシング習慣の確立などに用いられる。

行動療法は学習により適応行動が獲得されるものなので、一定の発達レベルに達していることが条件になる。口腔内診査への適応は2歳6ヶ月以上、歯科治療への適応は3〜4歳以上の発達レベルが必要。

レスポンデント条件付け

 痛みがヒトに恐怖を引き起こし、歯科診療台痛みを与えることで歯科診療台恐怖が結びつきく。

歯科恐怖症を改善するために、歯科診療台では介助磨き等痛みを与えないことを学習させることにより、歯科診療台と恐怖の関係をなくす方法。


系統的脱感作

不安や恐怖刺激の弱いものから強いものへと段階的に提示し、リラックスにより不安や恐怖感などを軽減させる手法。個人によって不安に思うものは異なる。

刺激は外から内へと進めると恐怖を少なくする。


カウント法

 1〜10を数えながら歯科器械を用いる手法。見通しがたち、受け入れやすくなる。

3歳以上の発達年齢があれば、効果がある。


 

その他

Tell-Show-Do、オペラント条件付け、トークンエコノミーなど